GUとスカジャン絵師・横地広海知さんのコラボレーション第3弾が、2026年9月18日から発売されます。
今回は、京都・東京・大阪・龍虎の4柄をヘビーウェイトスウェットに落とし込んだラインナップ。スカジャンらしい絵柄を載せただけではなく、地名、背中の大柄、胸の刺繍という「スーベニアジャケットの文脈」が、それぞれ違う見せ方で使われています。
そして見逃せないのが、GUがこのシリーズを「OMIYAGE JAPAN POP! GU Souvenir Collection」の一部として展開していること。もともとスカジャンは、戦後の日本に滞在した米兵が持ち帰ったスーベニア=お土産・記念品から発達した服です。「日本らしい図案を、着て持ち帰る」という原点に、現代のGUが別の形で戻ってきたような面白さがあります。
GU×横地広海知 第3弾
- 発売日:2026年9月18日予定
- 価格:各3,990円(税込)
- サイズ:XS〜3XL(ユニセックス)
- 販売:GUオンラインストア・一部店舗
- XS・XXL・3XLはオンラインストアのみ
GU「OMIYAGE JAPAN POP! GU Souvenir Collection」特集を見る
第3弾は4柄|地名物3型と龍虎の刺繍モデル
京都&舞妓|松、橋、舞妓を描いた“観光絵”の一着

ライトグレーのボディに、舞妓、松、赤い橋を組み合わせた京都柄。背面上部には筆記体の「Kyoto」が大きく入り、観光地の記憶を一枚の絵にまとめたような構成です。
GU公式の説明では、背面は松と舞妓のプリント、前面の「Kyoto」と松は刺繍。横地さんの絵は刺繍の運針を思わせる線で描かれているため、プリント部分にも横振り刺繍の下絵のような味があります。4柄の中では最も明るく、和の観光土産らしさが素直に出た一着です。
東京&富士山・鷹|王道のジャパン柄を現代のスウェットへ

ネイビーの背面に、富士山、雲、波、飛翔する鷹を配置。上部の「JAPAN」まで含め、4柄の中で最もヴィンテージスカジャンの王道に近い図案です。
背面はプリント、胸の「TOKYO」は刺繍。横地さんの投稿では、この文字をアラスカフォントと説明しています。ヴィンテージのアラスカ柄で見られる、氷や雪を思わせる角張った文字表現を東京の地名に転用した点も、スカジャン好きには楽しいポイントです。
大阪&虎|黒×白で見せる、竹虎のモノトーン

大阪柄は、黒いボディに白一色で虎と竹を描いたモノトーン仕様。色数を抑えたぶん、横地さんらしい毛並みの線と虎の表情がよく見えます。背面の「Osaka」は、スカジャンらしい筆記体です。
こちらも大きな背面図案はプリント、前面は虎の顔と「Osaka」の刺繍。派手な配色が苦手でも着やすく、それでいて背中にはしっかりスカジャンの迫力が残っています。
龍&虎|4柄で唯一、前身頃を主役にした刺繍モデル

龍と虎を左右の胸に向かい合わせた黒のスウェット。ほかの3柄が「背面プリント+胸刺繍」なのに対し、このモデルは前身頃の龍虎を刺繍で表現しています。
スカジャンでは、胸刺繍の虎や龍は顔のみが多いですが、こちらは全身で描かれているのが特徴。図案の強さと日常着のバランスがいちばん分かりやすいモデルです。
GUがスカジャンを「OMIYAGE」として売る意味
GUの特集ページは、この企画を「日本のポップカルチャーを気軽に買えるコレクション」と紹介しています。スカジャンも、銭湯、下町、ゴジラ、浮世絵、日本食などと並ぶ「日本を持ち帰るデザイン」の一つです。
これはスカジャン本来の成り立ちと、かなり相性がいい見せ方です。
そもそも、なぜスカジャンがお土産なのか? 詳しくは「スカジャンとは? 名前の由来や歴史を徹底解説」をご覧ください!
今回のGU商品はスカジャンそのものではありませんし、ジャケットでもありません。それでも、土地の名前と日本らしい絵を身につけられる服にして、OMIYAGEとして届けるという仕組みはスーベニアジャケットの原点を感じさせます。
「スカジャン風」という言葉だけで終わらせず、GUがシリーズ全体をSouvenir Collectionに置いたこと。その文脈まで含めて、今回のコラボは素敵ですね。
横地広海知とは|横須賀ドブ板通りで活動するスカジャン絵師
横地広海知さんは、スカジャン発祥の地・横須賀ドブ板通りを拠点に活動するスカジャン絵師です。1940〜50年代の伝統柄のタッチを現代に復興することをライフワークとし、刺繍目を入れながら面を塗る独特の作画を特徴としています。
今回の4柄がプリントと刺繍を組み合わせてもスカジャンらしさが残るのは、図案の段階で刺繍の構造を意識しているからでしょう。
第1弾については、以前の記事でも実物を購入して紹介しています。
発売は9月18日|まず狙うならどの柄?
4柄はいずれも3,990円。GU公式では一部店舗商品と案内されているため、確実に探すならオンラインストアが分かりやすそうです。XS・XXL・3XLはオンライン限定です。
ヴィンテージスカジャンらしい背中を楽しむなら東京、明るい和柄なら京都、モノトーンで着やすさを取るなら大阪、プリントではなく刺繍を主役にしたいなら龍虎。同じコラボでも選ぶ理由がはっきり分かれています。
スカジャンを高価なコレクターズアイテムとしてだけでなく、誰でも手に取れる「いまのお土産」に戻すGUの試み。第3弾は、これまで以上にスカジャンの原点と現在がつながったコレクションになりそうです。
GUコラボとスカジャンの背景を続けて読む
出典・関連リンク
- GU「OMIYAGE JAPAN POP! GU Souvenir Collection」
- GU「ヘビーウェイトスウェットプルオーバー 横地広海知 1」
- GU「ヘビーウェイトスウェットプルオーバー 横地広海知 2」
- GU「ヘビーウェイトスウェットプルオーバー 横地広海知 3」
- GU「ヘビーウェイトスウェットプルオーバー 横地広海知 4」
- 横地広海知 公式Instagram
- 横須賀美術館「スカジャン展」
※商品情報は2026年9月11日時点のGU公式サイトおよび横地広海知さんの公式Instagramをもとにしています。販売情報や在庫は変更される場合があります。掲載画像はGU公式商品ページから引用し、各画像から該当商品ページへリンクしています。

